みなさんこんにちは。
ネットショップ業界は日進月歩で毎年どんどん進化していきます。
しかし、ウェブマーケティングの基本はこの10年間ずっと変わらない部分も多いです。
今回は昔からのネットショップ戦略の基本を抑えつつ、最新の情報も交えてご紹介。
中小サイズのネットショップに無理のない対策ですので、ぜひ今後の集客・販促戦略の参考にしてください。
2022年、中小サイズのウェブショップで売れるために大切な三つの要素
売れるネットショップにするにはこの「集客」「購入しやすさ」「信用度」が非常に大切です。
まずはみなさん、下の項目に対応できているか自問自答してみてください。
集客
- SEOは対応している?
- SNSは対応している?
- ウェブ広告は出稿している?
この三つができていたら次のステップとして、パーソナライズ化に対応しましょう。
購入しやすさ
- 商品数は十分か?
- 商品は見つけやすいか?
- 決済オプションは顧客層に合っているか?
信用度
- 情報の質は上質で新鮮か?
- レビュー機能はあるか?

2022年 中小サイズのウェブショップで売れるために大切な三つの要素
集客
まずは集客ですが、私のウェブマーケティング講座ではいつも出てくるこの「バランス型集客」。

SEO、SNS、ウェブ広告の3本柱で集客することでリスクヘッジになるとともに、さまざまなタイプのユーザーを集客できます。
SEOでは自分が求めているものを知っているユーザー、SNSではフォロワーからのネットショップへの訪問が多くなるので、購入率の高いユーザーを集客できます。
そしてウェブ広告からはまだみなさんの商品やお店を知らない人、潜在顧客を集客できます。
私は数年前までは中小サイズのネットショップではウェブ広告はそこまで必要ないと思っていたのですが、コロナ禍を経てライバルが増えたという点と、ネットショップで購入することに抵抗を感じる人が大きく減ったので、今は中小サイズのネットショップでもウェブ広告は必須だと考えています。
ウェブ広告は低予算からでも始められますし、訪問数を増やしてネットショップの成長を早めるためにも、ぜひ早めに導入しましょう。
この3つが整ったら、次はパーソナライズを考えましょう。
パーソナライズというのはお客様個々に対応するサービスのことです。
例えば、特定の商品を購入した人にだけ送るメルマガを用意、ショップ上での閲覧履歴からおすすめの商品を表示させるという機能が一般的です。
今このパーソナライズがとても注目されていますので、バランス型集客が整ったら、次の段階としてぜひ検討してみましょう。
購入しやすさ
「購入しやすさ」一つ目は「商品数」です。
商品数が多いと
- お客様が商品を選ぶのが楽しくなる
- ついで買いが増える
この二つはとても重要ですね。
付属効果として、商品数を増やせばページ数も増えるのでSEO対策にもなります。
「購入しやすさ」二つ目の「お客様にとって買いたい商品が見つけやすいか」に関してはショッピングカートシステムのこのような機能を活用しましょう。
- トップページのおすすめ、売れ筋ランキング表示
- 組み合わせ購入パターン
- グループ・カテゴリ機能
- 商品絞り込み機能
- キーワード検索
これらを定期的に更新することで、格段にお客様が商品を見つけやすくなります。
「購入しやすさ」三つ目は「決済オプションの充実」です。
クレジットカードは必須というのはもう数年前からお伝えしていますが最近ではコロナが落ち着いて海外を行き来する人が増えました。
もしみなさんが旅行者に人気の商品を取り扱っている場合、決済オプションは十分でしょうか?
ネットショップでもインバウンド消費といって、旅行後国に帰った外国人によるネットショップでの購入、という機会もありますので、このタイミングで顧客層に見合った決済方法を見直しましょう。
信用度
最後に「信用度」です。
みなさんのネットショップの商品ページの説明文や、特定商取引法の情報は新鮮で上質でしょうか?
自分のネットショップを評価するのは難しいと思うので、ライバルと比べてみてください。
- ライバルのネットショップと比べた時、自分のネットショップの情報が一番詳しくてわかりやすいと思えるならOK
- 商品写真もたくさん用意して綺麗なものを使用しましょう。実際にその商品を使っているイメージ写真もあれば尚GOOD
- トップページに掲載する商品一覧やお知らせは最低月1回更新しましょう
これらに対応することで、信用度を上げるだけでなく、質の高い情報と定期的なアップデートはSEO効果もあります
最後は「レビュー機能」です。
ショッピングカートシステムの「レビュー機能」を必ず利用してください。
レビューの力は偉大です。
新規のユーザーにとって、初めて訪れたネットショップでレビューがあると購入を後押ししますが、ないとそのまま離脱する割合が高くなります。
レビューは最初なかなか書いてもらいにくいですが、レビューを書いてくれた人にポイントプレゼント、購入後のフォローメールでレビューのお願いをするなどして頑張ってレビューを集めましょう。
2022年も後少しとなりましたが、これからもどんどん売れるネットショップにするために今回学んだことを今後の運営に活かして今週もネットショップの運営頑張ってください!