みなさんこんにちは。
今回は購入率の上げ方について解説します。
まず、購入率を上げるというのは、「ユーザーが購入しやすいネットショップ」にするということになります。
そのために、ネットショップでお客様を訪問から購入完了までスムーズに導く動線ができているかを確認しましょう。
そのために改善するための数字は下の4つになります。
- 直帰率(1ページだけ見てサイトを去る)を下げる
- 離脱率(購入せずにサイトを去る)を下げる
- カゴ落ち率(一度カートに商品を入れたにもかかわらずサイトを去る)を下げる
- リピーターを増やす
以前「来訪数の上げ方」の回では、「ネットショップ売上の公式」の数字の中で「訪問数」が一番改善しやすい数字だとお伝えしましたが、今回の購入率の改善には事前の調査やネットショップの制作スキル、マーケティングやSEOの知識が必要になるため、多分一番改善が複雑で難しい数字になります。
●直帰率が高い原因
直帰率が高い原因は色々とあるとは多いますが、大体一番の原因はこれです。
訪問元とリンク先のギャップ (期待はずれ)
検索エンジンやウェブ広告でネットショップのリンクを見かけて興味を持ち、リンクをクリックしたけど、期待した商品ではなかったというような場合、ユーザーはすぐに戻るを押してしまいこれが直帰率となります。
<対策>
訪問元である検索エンジンや広告と、リンク先であるネットショップの情報のギャップを直す必要があります。
これは 主にSEOと広告マーケティングの知識があれば対応可能です。
●離脱率が高い原因
離脱の理由は大体この3つになります。
1.買いたいと思う商品がない
商品数が少なくて買うものがない、ここで買わなくてもいいと思う、欲しい商品や興味のある商品を見つけられないという理由でユーザーはネットショップを離脱します。
<対策>
- 商品数を増やす
- 価格を他店より安くする
- 検索欄を設置したり、カテゴリー、バナーなどで商品を見つけやすくする
2.ショップが信頼できない
「ちゃんと商品を配送してくれる?」「本当に営業している?」とユーザーは少しでも不安に思ったらそのネットショップでの購入をやめてしまいます。
<対策>
- お店情報、配送料、決済方法、プライバシーポリシー、返品ポリシーなどの基本的な情報をきちんと記載する。
- 実際に配送方法の詳細や、日本でいう「特定商取引法に基づく表記」はアクセスを確認していてもよく見られているページです。
- 定期的に更新を行ってお店が営業していることを伝えましょう
- 商品のレビュー機能を使うとお店の信頼度は増します。他のお客様からのレビューの力は絶大です。
3.ネットショップが使いづらい(直帰率にも関係)
ネットショップの構成がうまく行っていそのままないと、お客様が迷子になり、去られてしまいます。
<対策>
ネットショップのデザインを見直したり、購入ボタンなどをわかりやすくしてお客様が迷わないように誘導が上手なネットショップに改善しましょう。
●カゴ落ち率が高い原因
主な原因は以下の2つです。
1. 決済までが長い(情報入力の手間が面倒)
2. 希望の決済方法がない
<対策>
- 「可能な限りお客様が 早く、楽に決済を完了できるようにする」
- お客様の購入の負担を軽減するためにも、カートの入力画面でお客様に入力してもらう項目は最低限にとどめておきましょう。
- 決済方法は今はクレジットカードは必須です。
最近では、Amazon Payや、Apple Pay、Google Pay、PayPalは入力情報を簡易化できたり、お得に支払えたりするので喜ばれる決済方法です。
●リピーターを増やそう
最後に、リピーターに力を入れる理由ですが、リピーターは新規のお客様と比べると購入率が高いからです。
リピーターの割合が増えると全体の購入率を引き上げてくれます。
これで「ネットショップ売上アップの基本」のお話は終わりになります。
今までの動画でお伝えした内容を全て実践していただければ必ず売れるネットショップになるはずですが、まだよく理解できていないという方も大丈夫。
シンクレアウェブデザインの「ウェブコンサルティングサービス」や、「ネットショップ開業サポート」についてくるアフターサポートでは、ウェブアナリストが作成したアクセス解析レポートを毎月受け取れます。
レポートではネットショップの成長を確認できるだけでなく、今回紹介した「ネットショップ売上の公式」に沿った改善アドバイスが書かれています。
ですので、みなさんは毎月そのアドバイスに沿って対応するだけで効率的にネットショップを成功に導くことができるようになっています。
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