ウェブマーケティングは複雑に思えますが、ネットショップの売上アップの仕組みは実はとてもシンプル。
今回は「ネットショップ売上の公式」を使って売上をあげる仕組みを説明していきます。
●ネットショップでのユーザーサイクルを理解する
まずはネットショップでのユーザーの行動と離脱(ネットショップを去ること)するタイミングを説明します。
- 最初に1000人がネットショップを訪問するとします
- 約70%(700人)が他のページを見ないで直帰して、30%(300人)がページを見て回ります。
- そのうち約77%(約230人)が商品をショッピングカートに入れずに離脱します。
- 残りの70人が商品をカートに入れてくれたとしても、約70%(50人)は購入せずに離脱します。
※この現象を「カゴ落ち」と言います - 最後にきちんと支払いまで完了して購入完了となるのが20人です。
購入率は購入件数÷最初のネットショップ訪問件数で計算されますので、購入率は2%となります。 - 満足のいく購入体験をされたお客様は、リピーターとなって再度購入してくれます。
これが一般的なネットショップのでのユーザーのサイクルです。
●ネットショップ売上の公式
上で説明した、ネットショップ上でのユーザーの行動を元に考えられたのが下のネットショップ売上の公式です。
売上=来訪数×客単価×購入率×リピート率
●PDCAを回しながらネットショップを運営する
マーケティングでよく使われるPDCAはウェブマーケティングでも大切です。
「ネットショップ売上の公式」を組み入れたPDCAを毎月回すことで、確実にネットショップを成長させて売上を伸ばすことができるようになります。
Check:ネットショップの現状を知る ネットショップのアクセスを確認してそれぞれの数字を「ネットショップ売上の公式」に当てはめ、 今自分のネットショップがどのような状況にあるのかを理解するところからスタートです。 ↓ Action:問題点の発見 「ネットショップ売上の公式」のどの数字を改善するべきなのかを見つける ↓ Plan:施策を考える 問題の数字を改善するためにどうすればいいのか対策方法を考える ↓ Do:施策を実行
●推測ではなく計測
ネットショップで売上を上げたければ、推測ではなく計測してしっかりネットショップのアクセス状況を理解することが大切です。
アクセス解析はグーグルアナリティクスなどの無料ツールがありますが、初めて見る方には少し分かりづらいと感じる場合が多いようです。
ウェブアナリストは、ウェブサイトのアクセスを確認して問題点を見つけ出し、改善のための施策を提案するプロです。
シンクレアウェブデザインのウェブコンサルティングサービスでは、ウェブアナリストがネットショップの重要な数字を見やすくまとめたアクセス解析レポートを毎月作成し送付します。
レポートには具体的な施策のアドバイスが書かれていますので、みなさんは実質的に上で紹介したPDCAの「Do:施策を実行」に対応するだけでしっかりネットショップのウェブマーケティングができる仕組みになっています。
効率的にウェブマーケティングを行えて確実に前進できるため、アクセス解析の知識に自信がない方や、マーケテイング分析に時間が取れないショップ様にご好評いただいています。
次回からはPDCA「Plan:施策を考える」で使える「来訪数」「客単価」「購入率」「リピート率」の数字の上げ方を具体的に紹介して行きますのでお楽しみに。
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