オンラインコースプラットフォームの選び方

みなさん、こんにちは!

最近よく

オンラインで講座を販売したい

というご相談をいただきます。

そんな時に便利なのが「オンラインコースプラットフォーム」!

この記事では私が厳選した3つの「オンラインコースプラットフォーム」を比較して、選び方や注意点を紹介します。

オンラインコースプラットフォームとは

まず、「オンラインコースプラットフォーム」とは、オンライン講座の開講と運営に必要な機能がまとめて使えるサービスです。
例えば、ネットショップにはShopify・カラーミーショップのような「オンラインストアプラットフォーム」がありますが、それのオンライン講座バージョンと考えていただければ分かりやすいと思います。

自分でオンライン講座を開講する場合、下のような要素をそれぞれ自分で連携させる必要があります。

  • 動画配信サービス(ZOOM、Youtube 等)
  • 決済システム(StripeやPaypal 等)
  • メール配信サービス(MailChimp 等)
  • ウェブサイト制作(WordPress、ペライチ 等)

かなり手間のかかる作業です。
しかし、「オンラインコースプラットフォーム」を利用すれば、これらの機能が一つにまとまっているため、開講と運営が簡単になります。

人気のオンラインコースプラットフォームの機能

オンラインコース販売を始めたい方の多くはこのような機能を希望しています。

  • オンラインコース:複数の動画をセットにして販売したい
  • ウェビナー:撮影済みの動画の販売ではなく、オンラインでのライブ授業/セミナーを開催したい
  • 定期購入販売:受講者に定期的に新しい動画を配信したり、ウェビナーを定期的に開催したいので、サブスクリプション型の決済を導入したい
  • コーチング:生徒が個別コンサルティングを予約して実施できる機能が欲しい

3つのオンラインコースプラットフォーム比較

これらの要望に配慮しながら、海外製のPodiaThinkific、そして日本製のLecteaを比較してみました。

選ぶときのポイント

この中で、日本語対応しているのはThinkificとLecteaですが、Thinkificの管理画面は英語ですので、英語が苦手な方にはLecteaがおすすめです。

利用料金もオンラインコースプラットフォームを選ぶ際のポイントです。
無料プランがあるプラットフォームも多いですが、使える機能に制限がかかるので、自分が必要とする機能を明確にしてから利用料を調べましょう。
また、月額の利用料金だけでなく、講座が売れたら取引手数料や決済手数料もかかります。

主要な機能比較

さらに、各プラットフォームの主要な機能の対応状況も確認してみましょう。

今回比較している3つプラットフォームで全てで「オンラインコースの提供」「メール配信サービス」「ウェブサイト制作」が利用できます。

「ウェビナー」機能については、Lectea以外のプラットフォームで利用可能ですが、PodiaとThinkificではZOOMを利用するため、ZOOMのアカウントが必要です。

「コーチング」機能もLectea以外では利用できますが、Podiaでは外部のカレンダー機能との連携が必要となるようです。

「定期購入販売」は全てのプラットフォームで対応していますが、支払いの受け取りはStripe経由となりますのでどのプラットフォームでもStripeのアカウントが必要です。

各プラットフォームの管理画面と学習画面

最後に、プラットフォームの管理画面と生徒が学習する画面について簡単に解説します。

講師側の管理画面

  • Lectea:日本語対応で親しみやすいデザインで初心者にも操作しやすい
  • Thinkific:高機能で多機能だが、管理画面は全て英語表示。本格的なオンラインコースを展開したい方や組織にお勧め
  • Podia:高機能だが、管理画面は少しシンプルすぎるので初心者には使いづらいかも

生徒側の受講画面

  • Lectea:日本語で直感的にコースの進捗を確認できる
  • Thinkific:日本語で直感的にコースの進捗を確認できる
  • Podia:英語だが直感的にコースの進捗を確認できる

以上がオンラインコースプラットフォームの選び方と特徴の紹介でした。

今回紹介したタイプのオンラインコースプラットフォームは囲い込み型なため集客が難しいため、次回は見込み客や生徒がまだいない場合にお勧めの「オンラインコースマーケットプレイス」について詳しくご紹介します。
お楽しみに!

この記事は動画でもご覧いただけます