インハウス化 VS 外注化 ウェブマーケティング戦略の選択

インハウス化 VS 外注化 ウェブマーケティング戦略の選択

最近、デジタルマーケティングの急速な進化により、マーケティングのインハウス化・外注化に悩む企業が増えています。

インハウス化・外注化、一体どちらがいいのでしょうか?

インハウス化、外注化 とは?

まずは言葉の解説です。

インハウス化というのは社内で担当部署や担当者を用意すること。内製化とも言いますね。

マーケティングの場合だと、新しくマーケティング部を立ち上げたりして社内で対応します。

外注化はその反対で、外部の専門家に委ねる事です。

企業や事業者がマーケティングのインハウス化を目指す主な理由

次に企業や事業者がマーケティングのインハウス化を目指す主な理由は下の二つです。

一つは予算の問題です。

これには「予算がない」というものに加えて、「広告代理店などに手数料を払いたくない」という理由のものも含みます。

もう一つはマーケティング業務を総合的に管理したい場合です。

はっきり言って、一つ目の理由では失敗することが多いようです。

その理由をこれから紹介します。

インハウス化の利点とリスク

まず、インハウス化の利点はもちろん外注先へのコストがないこと、そして先ほどの2つめで挙げたようにマーケティングの総合的なコントロールです。

しかしリスクはたくさんあります。

デジタルマーケテイングは専門的な知識や技術が必要で、トレンドの移り変わりも激しいため、社員教育に多大なお金と時間がかかります。

それに学んだだけだと実務経験が限られるため、専門家に比べると知識も経験も劣ります。

では最初からマーケティング経験者を採用しようと思っても、実績がない会社にいい人材が入るかというと難しいでしょう。

また、せっかく育成した人材が転職してしまったという話もよくあることです。

こういったことから、特に体力の弱い中小ビジネスがインハウス化を選んだ場合、プロジェクトが中途半端な出来栄えに終わってしまうことが多いようです。

外注化の利点とリスク

次に外注化の利点とリスクですが、利点は「もちは餅屋」と言うことで、専門的な領域は専門家に任せることで早く高品質な成果を期待できることです。

インハウス化で人材育成をすることを考えると早く、安く、そして費用対効果も期待できるでしょう。

特にデジタルマーケティングや広告運用では、専門的な技術と最新のトレンドにすぐに対応できるため、非常に有効です。

リスクは、外注コストがかかることです。

そして外部に依存しすぎると自社の戦略的なフレキシビリティが損なわれることもあります。

また、自社内にノウハウが残らず人材が育たないのでちょっとお金がもったいないと感じてしまう人もいるかもしれませんね。

成功のための秘訣

ではここでインハウス化するにしても、外注化するにしても、成功するための秘訣をお伝えします。

自社内でインハウスの範囲、外注の範囲をしっかり決めておくことです。

これに限ると思います。

私も今までウェブコンサルティング業をずっとやっていますが、うまく行くクライアントさんに共通するのは、しっかり自分たちでビジネスのゴールを決めていて、「この部分は外注先の専門家に頼る」「この部分は自分たちで対応する」と決めることができている方々です。

例えば、戦略的な意思決定やブランディングは社内でコントロールし、技術的なSEOやウェブサイトの改善は専門家に依頼するということです。

外部に投げっぱなしでは自分のビジネスがグラグラになるので、自分のビジネスのゴールをしっかりきめて、ゴールを達成するために必要なサポートを外部から借りると言うスタンスが重要です。

あと、外注側に依頼するのが不安で依頼できないという方も多いので、この言葉を紹介します。

うまく外注を活用している方はみなさん

「外注に出しても最後は責任を取る覚悟を決めておくこと」

と言います。

外注先からどんなものが戻ってきても自分で責任を取る覚悟を決めておくと結構どーんと任せられるんだそうです。

SWDのウェブコンサルティングサービスの紹介

最後にシンクレアウェブデザインのウェブコンサルティングサービスについても少し紹介させてください。

シンクレアウェブデザインのウェブコンサルティングサービスは中小ビジネスに特化しているため、今回紹介した外注化のリスクをカバーしています。

月額制のサービスで、毎月ウェブアナリストによるウェブサイトのアクセス解析レポートが届きます。

みなさんには毎月レポートに書かれているアドバイスに沿ってマーケティング施策をご自身で行っていただきます。

そのため毎月のコンサルティング代は安く、中小ビジネスでも無理せず継続していただけます。

施策でわからない時はサポートしますので、できなかったということも防げます。

結果的に社内にウェブマーケティングの知識とノウハウが蓄積され、将来的にはウェブマーケティングのインハウス化も可能になるサービスとなっていますので、もしウェブマーケティングでお悩みの場合はお気軽にご相談ください。