AIがSEOを脅かす?検索上位でもアクセスが減る時代へ

juri

2026年7月23日
一分間のWebマーケティングのお話
AIがSEOを脅かす?検索上位でもアクセスが減る時代へ

前回は、「AI時代でもウェブサイトが必要な理由」というテーマで、AIとウェブサイトの関係についてご紹介しました。

今回はその続きとして、AIによってウェブサイトへのアクセスが変わり始めている、というお話です。

前回もお伝えしたように、これまでは何かを調べるときにはGoogleで検索し、検索結果に表示されたウェブサイトを開いて、自分で情報を確認するのが一般的でした。

しかし最近は、ChatGPTなどのAIに質問し、その場で答えを得る人が増えています。

Googleの検索結果でも、AIがいくつかのウェブサイトの情報をまとめ、答えを表示することがあります。

これは利用する側にとっては便利ですが、ウェブサイトを運営する側には、新しい問題も起き始めています。

「検索=クリック」ではなくなった

たとえば、以前は「肩こりを改善する方法」と検索すると、病院や整体院などのウェブサイトを開いて、詳しい情報を読んでいました。

しかし今は、検索結果の上にAIの答えが表示されることがあります。

その答えを読むだけで必要な情報が分かれば、利用者はウェブサイトを開かずに検索を終えてしまいます。

つまり、ウェブサイトの情報がAIの答えに使われても、実際には人がそのウェブサイトを訪れないことがあるのです。

SEO集客モデルが崩れ始めている

これまでは、Googleの検索結果で上の方に表示されれば、多くの人がウェブサイトを訪れてくれると考えられていました。

しかし最近の調査では、検索結果にAIの答えが表示されることで、ウェブサイトがクリックされる割合が下がっていることが分かってきました。

利用者がAIの答えだけで満足し、ウェブサイトを開かずに検索を終えることがあるためです。

そのため、Googleでの検索順位がこれまでと変わっていなくても、以前よりウェブサイトへのアクセスが減る可能性があります。

AIにアクセスを奪われやすいウェブサイト

特に影響を受けやすいのは、一般的な質問に答えているページです。

たとえば、次のような内容です。

  • 「○○とは何ですか」
  • 「○○する方法」
  • 「○○のメリット」

最近のニュースや調査でも、このような一般的な情報を扱うページは、AIに内容をまとめられやすく、元のウェブサイトが開かれにくくなる可能性があると指摘されています。

利用者が検索結果のAIの答えだけで問題を解決できれば、ウェブサイトを訪れる必要がなくなるためです。

広告収入をアクセス数に頼っているニュースサイトやブログでは、人の訪問が減ることで、収入が減る可能性もあります。

企業のウェブサイトやオンラインショップでも、Google検索から来る人が減れば、問い合わせや商品の購入に影響することが考えられます。

これからウェブサイトで発信するべき情報

これからは、どこにでも書かれている一般的な情報だけでは、ウェブサイトを訪れてもらうことが難しくなるかもしれません。

そのため、その会社や人にしか発信できない情報を増やすことが大切です。

たとえば、次のような情報です。

  • 実際のお客様の事例
  • 仕事を通して得た経験
  • 自分で撮影した写真
  • 自社での具体的な仕事の流れ
  • 実際に起きやすい失敗や注意点
  • お客様からよく受ける質問と、自社での対応

このような情報は、一般的な説明だけでは伝えられません。

AIの答えを読んだ後でも、「この会社についてもっと詳しく知りたい」と思ってもらえる内容を掲載することが重要です。

AIの影響は出ている?今できること

このようなAIの影響に対して、現時点では、すべてのウェブサイトに共通する正解はまだありません。

まずは、自分のウェブサイトのアクセスを確認することが大切です。

  • ChatGPTなどのAIサービスから人が来ているのか
  • Google検索からのアクセスが減っていないか
  • 問い合わせや購入に変化が出ていないか

このような点を定期的に確認しながら、AIが自分のウェブサイトにどのような影響を与えているのかを見ていく必要があります。

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