みなさんこんにちは。
今回は「「更新されないサイト」が売上や成果につながらない理由と対策」についてお話しします。
すでにWebサイトやオンラインショップはあるけれどほとんど更新できてないな…という方にぜひ聞いていただきたい内容です。
更新されないと、なにが問題?
まず最初に、「更新されていないサイト」って、どんな印象を持ちますか?
たとえば、
- オンラインショップで新商品が長い間追加されていない
- コーポレートサイトのお知らせ欄の情報が「去年の夏休み」のまま
- ブログが半年以上更新されていない
こんな状態のウェブサイトを見ると、多くの人は「ここ、ちゃんと営業してるのかな?」と感じますよね。
実はこれが、ウェブサイトの売上や成果につながらない大きな原因のひとつなんです。
更新されないことによる3つの問題
更新されないまま放置されたサイトは、次のような3つの課題を抱えがちです。

① 信頼感が下がる
情報が古いと、「このお店、大丈夫かな?」という不安をユーザーに与えてしまいます。 特に初めて訪れるお客様には、更新されているかどうかが、信頼のバロメーターになります。
② Googleからの評価が下がる
検索エンジンは「鮮度の高い情報」を優先する傾向があります。 逆に言えば、ずっと変化のないサイトは検索結果に出にくくなってしまうのでSEO的にも定期的な更新は効果的です。
③ お客様との関係が止まってしまう
ウェブサイトはSNSと違って「お客様のほうから来てもらうもの」です。 だからこそ、“来る理由”がなくなると、そのまま忘れられてしまうんです。 こうなると、「最近動きがないな」と感じられてしまい、再訪や購入につながりにくくなります。
ではなぜ更新されなくなるのでしょうか?
ここまで聞いて、「そうだよね、やっぱりウェブサイトを更新しないと…」と思った方もいるかもしれません。 でも、更新が止まってしまうのは、怠けているからではありませんよね。
私の経験上、こんな声をよく聞きます。
- 「何を更新すればいいかわからない」
- 「忙しくてつい後回しになってしまった」
こういった声の裏には、そもそも“続けやすい仕組み”が整っていないことが多いんです。
無理なく続けるための工夫
では、どうすればいいのでしょうか?
ポイントは、「完璧を目指さず、習慣化すること」です。
1. 完璧を目指さないこと
「ちゃんとした記事を書かなきゃ」「画像もきれいに整えなきゃ」 そんなふうに完璧を目指すと、手が止まりがちになります。 これは私も昔はよく陥っていた状況です。
大丈夫です。小さな更新でも、十分効果があります。例えば、
- ブログ:「最近読んだ本の感想」や「よくある質問に1つ答える」など
- コーポレートサイト:社内イベントの写真に一言添えるだけなど
- オンラインショップ:「今週は新商品を3点追加しました」などの短いお知らせ
でも十分な更新です。
ポイントは、“ちゃんとしているか”よりも、“今も動いているか”。
訪れた人に「このサイトは生きている」と感じてもらえることが大切です。
2. 習慣化して止まらないこと
更新を続けるためには、最初に「止まらない仕組み」を作っておくことが欠かせません。
たとえば:
- 「週に1回更新する」など、スケジュールを決めておく
- 更新する場所を絞る(例:お知らせ欄とブログだけ)
- はじめは複雑なことをしない → 「最低限でも止まらずに続けられること」を優先しましょう
継続すれば自然とうまくなる
私自身、たくさんのサイト運営を見てきて感じるのは、更新は、やっていくうちに自然とうまくなっていくということです。
最初はぎこちなくても大丈夫。 とにかく“止まらずに続ける”ことが、サイトを育てる最大のコツです。
まとめ
今回は「更新されないサイト」がなぜ売上や成果につながりにくいのか、というテーマでお話ししました。
ポイントをまとめると:
- 更新されないと、信頼・検索・顧客関係、すべてに影響が出る
- 原因は「やる気」ではなく、「仕組み」が整っていないことが多い
- 続けるためには、完璧を目指さず、止まらない仕組みをつくること
サイトは“作って終わり”ではなく、“育てていくもの”。
今回の話が、皆さんのサイト運営を見直すきっかけになればうれしいです。