客単価の上げ方【ネットショップ売上の基本】

みなさんこんにちは。

今回は客単価の上げ方についてお話しします。

客単価は毎月の売上金額に直結する数字ですので、毎月しっかり確認するようにしましょう。

ネットショップで客単価の上げたい場合はこの二つについて考えます。

1.高単価商品の開発&売り方の工夫

ユーザーに購入してもらいやすい高単価商品を考えたり、お得感を出した売り方でユーザーに一度にたくさん購入してもらえるようにします。

2.ネットショップの平均滞在時間を上げる

これは非常にウェブアナリスト的な視点ですので、みなさんにとっては初めて聞く施策かもしれません。

一般的に、ネットショップの滞在時間が長くなると客単価が高くなる傾向があります。

実際のお店で言うと、店内でウロウロして滞在時間が長いお客様の方が、パッと入ってパッと出ていくお客様より購入金額が高いということになります。

ですので、ネットショップのページ遷移などを改善して、できるだけユーザーにネットショップ内を見て回ってもらう対策を行うことになります。

ここからはそれぞれの具体的な対策を紹介していきます。

1.高単価商品の開発&売り方の工夫

(1)ギフト商品を用意する

ギフトは「安いと失礼になる」という思考が働くため、安くなくても購入してもらいやすい商品です。

 3,000円、5,000円、10,000円と、贈り物の目安となる金額の商品を用意しておきましょう。

(2)松竹梅の商品を用意する

価格帯を松・竹・梅の3つ用意すると、真ん中の竹を選ぶ人の確率が高くなります。

最も売りたい商品(利益率が良い&在庫の確保が容易)を真ん中にして、それぞれの価格を設定しましょう

(3)アップセル

「アップセル」とは、ある商品の購入を検討している顧客に、より上の商品を提案すること。

「2着目50%OFF」などはアパレルなどでよく使われている販売方法です。

他にも定期購入や、以前に松の商品を購入されたお客様に対して竹や梅の商品を勧めるのもアップセルになります。

(4)セット商品

例えば、 「防災食セット」 「サマーコレクション・イアリング3点セット」 「お味噌作りセット」 などテーマに合わせたセット商品を作って、一商品あたりの単価を上げましょう。

(5)大量注文を受け付ける

食品の場合は飲食店などに卸したり、アパレルの場合はセレクトショップ向けの注文に対応するなど、B to Cだけでなく、B to Bの可能性も考えてみましょう。

(6)〇〇円以上送料無料

「〇〇円以上で送料無料」 という設定をすると、毎月の客単価が送料無料の金額に近づきます。

送料無料が難しければ、「〇〇円以上で〇〇プレゼント」 といった方法もあります。

2.ネットショップの平均滞在時間を上げる

(1)組み合わせ購入パターンの設定

まず必ずやるべきなのは、商品詳細ページの下に表示される

 「この商品を買った人はこんな商品も買っています」

 または、

 「あなたにおすすめの商品」

という、機能の設定です。

(2)ユーザーがネットショップ内で商品を見つけやすくする

充実したカテゴリーやタグ、検索枠の設置、絞り込み機能などを用意して、ユーザーがネットショップで面白い商品を見つけやすいように対策します。

(3)情報ページも充実させる

他にも配送方法、取扱決済方法、会社情報などユーザーは自分が購入しようとするネットショップの情報はよく見ています。

これらのページもしっかりと書いておきましょう。

もし客単価が低くて困っているのでしたら、ぜひこれらの対応を行ってみてください。

今回は以上です。

次回は「リピート率の上げ方」についてお話しますのでお楽しみに。


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