ウェブアナリストが教える ウェブ広告 Part1

みなさんこんにちは。
今回の動画はウェブアナリストが教える「ウェブ広告」についてです。

これは先日私が試聴したウェブマーケティングセミナーの登壇者の言葉です。
オンラインでビジネスをしていてウェブ広告を出稿しないなんてままごとです

厳しい言葉ですが、その通りです。

ひと昔前まではSEOを頑張ればある程度集客が可能な時代でした。
しかし今はコンテンツSEOが進化し、強力なライバルが増えたのでSEOだけをやっていても集客に限界があります。

加えて、集客を検索にだけ頼りすぎていると検索順位が下がった時に危険です。

そこで私がいつもお伝えしている3本柱のバランス型集客です。

3本柱のバランス型集客が大切

3本柱のバランス集客

・SEO
・SNS
・広告

ネットショップにはこの三本柱からバランスよく集客するようにしてください。
これにより集客のリスクヘッジを行うことができます。

SEOはGoogleのアルゴリズムの変化で表示順位が大きく変動するリスクがあり、表示順位が下がると一気に訪問数が下がり売上に影響します。

SNSは他の2つに比べるとネットショップへの流入は比較的少なめになりますが、代わりに高い購入率の訪問を獲得できる可能性が高いです。

広告の利点は2つです。
訪問数をコントロールできることと、潜在顧客にアピールすることができ認知を上げることができることです。

でも広告にはたくさんお金がかかるので、導入することを最初は不安に思うかと思います。
ですので、これから広告出稿を成功させるために重要なことをお伝えします。

まずはネットショップの内部を見直そう

まずはネットショップの内部改善をして購入率を上げましょう。
下のネットショップ訪問から購入までのファネル図を見てください。

ネットショップの内部改善
ネットショップの訪問から購入までの流れ

ユーザーはまずはネットショップの最初のページを訪問します。
1ページしか見ずにウェブサイトを去ることを直帰といい、これは「直帰率」として確認します。

私は直帰率をがっかり率と呼んでいます。
理由は、せっかくユーザーがネットショップ訪問しても思った情報がなくがっかりしてブラウザの戻るボタンを押すからです。

次にユーザーはページをいくつか見て回ることが多いですが、商品をカートに入れずに去ると「離脱」となります。
この離脱は「離脱率」、または「回遊率」という数字で確認します。

最後に、商品をカートに入れたにも関わらず購入が完了されなかった場合は「カゴ落ち」となります。
これは「カゴ落ち率」として確認します。

最後にこれらの結果が購入件数となり、購入率が導き出されます。

購入件数が2つの図ではかなり違いますね。

ネットショップの内部改善を行って購入率を上げておく

左の図の場合は直帰率90%、離脱率90%、カゴ落ち率90%が全て高いため、購入率が0.1%という結果になりました。
もしみなさんのネットショップが左の図のような感じでしたら広告出稿より、まずは内部改善から始める必要があります。

右の図では直帰率、離脱率、カゴ落ち率数字を改善することにより、訪問数が同じでも、ファネルの胴体部分が太くなり、購入率が7.2%になりました。これが内部改善です。

しかし、内部改善にも限界があります。
この後、これからもっと売上を上げたい場合、どうすればいいのでしょうか?

そうです、最初の訪問数を増やす必要があります。
そこで広告の出番です。

次の回では広告出稿の方法について解説します→