みなさんこんにちは。
今回は、アクセス解析を活用してリピーターを増やす具体策についてお話しします。
リピーターが重要な理由
なぜウェブサイトでリピーターが重要かというと、みなさんは「2対8の法則」を聞いたことはあるでしょうか。 これは、ビジネスでは顧客全体の2割であるリピーターが、売上の8割を占めるとされる考え方です。
オンラインショップやウェブサイトでも、これに近い傾向があります。 一般的に、リピーターの方が購入率は高いですし、お問い合わせが目的のウェブサイトでも、何度も訪れているユーザーは、それだけ興味を持ってくれている見込み客だと考えることができます。 つまり、リピーターの割合は、ビジネスにおいてとても重要な数字なのです。
リピーターを増やすために、アクセス解析で見るべきポイント
1. 新規訪問者とリピーターの割合
ただ「今月は何人来ました」で終わるのではなく、新規訪問者とリピーターの割合を見ることが大切です。
一般的に、リピーターの割合は新規訪問者より少なめですが、その割合を少しでも高めていくことには大きな意味があります。
2. リピーターがよく見ているページと、どこで離脱しているのか
これらを確認することで、どんな内容に興味を持たれているのか、またどこに改善の余地があるのかが見えてきます。
3. リピーターの参照元
リピーターの訪問元がどこなのかを調べることで、効率的にリピーター集客の施策を立てることができます。
アクセス解析は、ただ数字を確認するためのものではありません。 リピーターを増やすヒントを見つけるための道具として活用することができるんです。
次にそうしたヒントをもとに、リピーターを増やす具体的な方法を紹介します。
リピーターを増やす具体的な方法
まず大事なのは、忘れられないことです。
一度接点を持ってくれたお客様に、その後もこちらの存在を思い出してもらえる状態をつくるようにしましょう。
前提として、人は忘れやすいものです。
この「忘れられない工夫」として強いのが、こちらから直接お知らせを届けるメルマガやLINEなどです。
また、SNSでこまめに発信することも有効です。
一度フォローしてくれた人のフィードやストーリーに何度も表示されることで、
「あ、そういえばあのお店あったな」
「またウェブサイトを見てみようかな」
と、再訪のきっかけをつくることができます。
さらに、ウェブ広告も方法のひとつです。
たとえばリターゲティング広告は、一度サイトを訪れた人に対して、別のサイトを見ているときにも広告を表示する仕組みです。 あの、広告に追いかけられている気分になるやつですね。
一時は「ストーカー広告」なんて言われて、一部の人を怖がらせていた時期もありました。
でも最近は、出稿する側も配慮するようになり、ユーザーの理解も進んできたこともあって、以前ほど強い嫌悪感を持たれにくくなってきています。
ただし、ここで大事なのは、やりすぎは逆効果になるということです。
私自身、リターゲティング広告の圧が強烈な某衣料品サイトは、必要最低限しか見ないようにしています。
これはつまり、過剰な広告はリピーター獲得に逆効果になることもある、というわかりやすい反面教師ですね。
このようにこちらから再訪を働きかける施策だけでなく、ユーザー自身がビジネス名で検索したり、ブックマークから訪れたりして、自分からまた来たいと思ってもらえる状態を目指すことも大切です。
そのためには、再訪した人にとって魅力的なウェブサイトにしていく必要がありますし、その改善にはアクセス解析が役に立ちます。
たとえば、アクセス解析でリピーターがよく見ているページがわかれば、
「この人たちは何に興味を持っているのか」
「何があれば、もう一度来たくなるのか」
を考えながら、ウェブサイトの内容を改善していくことができます。
リピーター獲得と恋愛は似ている?
まめな人は忘れられにくい。
だから、まめであることは大切です。
でも、相手を理解しようとせずに、自分のアピールばかりしていたら、また会いたいとは思ってもらえません。
これはお客様との関係でも同じです。
ただ発信回数を増やすだけではなく、アクセス解析を見ながら、相手がどんなことに興味を持っているのか、どんな距離感なら心地よいのかを考えながら接点をつくっていくことが大切です。
そうやって相手に合ったコンテンツを準備していくことが、リピーターを増やすことにつながります。
これからウェブサイトやオンラインショップを運営するときは、ぜひ「新しい人を集める」だけでなく、一度来てくれた人と、どう関係を続けていくかという視点も大切にしてみてください。